数えられる命。




おはようございます。


いち早くご報告しようと今日のblogはこの時間のアップになりました。


宮城県石巻市の姉家族全員と実父の生存が確認出来ました。



夕べ突然電話がなり出てみるとその相手は今まさに安否確認をしている姉でした。


避難所は別ですが父親も生きてるとのこと。


お互いに話したいことや聞きたいことが混乱しましたが生きている事にさっと力が抜ける思いでした。



互いに落ち着きやっとまともに話しが出来ました。


避難所では数少ない食料をみんなで分け合い夜は体を寄せ合って温まり寝ていても回りのざわめきがずっと朝まで聞いてられるような眠りの浅さ。


風呂へは今も入れてません。と


父親の避難先はお寺だそうで、しかし道が寸断され人の行き来はかろうじて出来るが車の往来は不可能。食料や水はボランティアが手作業で運び十分な量は得られてるのかが心配。あの地震から10日が過ぎてもまだそんな状態なんですか?



昨日までの避難所での状況を聞くと切なさが込み上げます。



今とにかく被災地では何が必要か!


ガソリン(燃料)だそうです。


燃料があれば瓦礫を片付け道を復旧させられる。


全国から寄せられた物資を孤立した避難所にも運べる。


真まで冷えた体を温める事ができる。


なにはともあれ燃料なんだそうです。




元々看護師の姉ですがその惨状には目を背けたくなるとのこと。


私は親族の生存を確認出来ました。


しかしまだまだ多くの方々の安否が確認出来ていない現状と既に亡くなられた多くの命。


それがあれば助けられる命も!何もないそこでは誰もその命を保証出来ないと。



親族達が生きていた喜びはいったん胸にしまいます。


本当に喜べる時がくるまで何日も何年も。


今は自分が出来る事をただ。


人の命を単純に一つ二つと数えるのじゃなく。


その笑顔が1でその仏頂面が2で・・・・


でもやっぱり何度も指折り数えてしまう。







この度は御心配していただいた方々や各避難先の情報収集等に時間を割いていただいた方々に厚く御礼申し上げます。


本当にありがとうございました。