CPUソケットピン曲がりを直す

お久しぶりです。

またパソコンネタです。

どうしてもある程度のスペックをもったPCが必要になり、かと言って新品を買うのももったいないということからまたお得意のヤフオクでジャンクパーツを買い集め、今回は一度に2台のPCを自作しました。

今はコロナ禍で引きこもりな日常とテレワーク、リモート、なんだかマイニングも流行っているらしく程度の良いPCパーツが枯渇状態らしいですね。とくにグラフィックボードは新品でも手に入れにくいことから自作するには時期が悪いようです。

とはいえ、それは程度の良いパーツや新品、ハイエンドなものの話だと思ってます。5年~10年昔のパーツなら溢れるほどヤフオクで売られています。自分にはそれで丁度です。

で、さっそくヤフオクを徘徊して思ったことは当初狙っていたCPUは第5世代あたりのcore i 7 でしたがいくら入札しても終了間際に一気に数万の値がついて歯が立ちません。これは無理とおもいました。




なのでかなりランクを下げて初代core i 7 930と920。それと第三世代のcore i 7 3770K。 衝動的に3個も落札してしまいました。初代と第三世代は互換性がないのでマザーボードも違います。初代はLGA1366で第三世代(第二世代も)はLGA1155です。メモリは同じDDR3ですがマザーボードの関係で相性は出てくるかも。そんなことを踏まえて2台分のパーツをそろえました。

今回ちょっとラッキーだったのはCPUを出品していた人が動かないマザーボードで良ければ差し上げましょうか?というのでタダなのでもらってみました。


この顕微鏡の下に置いてあるのがそれです。型式はH77 pro4  です。さっそく繋いで電源を入れましたがファンが回るだけで画像出力がありません。一応cmosクリヤーとかメモリの差し替えなんかもしましたがダメでした。
そこでもしや?とおもい顕微鏡でCPUソケットのピンを見てみたら案の定ピンが曲がっていました。

これ、わかりますかね?
自分は老眼なので裸眼では全然見えません。なので顕微鏡です。
そしたら「く」の字に曲がっていました。



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見えます?
なかなかおもうように写真が撮れませんでしたが完全に一本のピンが逆側に曲がってます。

顕微鏡見ながらピンセットでつまんで直しました。再度パーツを組んで電源投入すると、、、




はい、画像が出力せれてめでたくUEFI(bios的設定画面)へ入れました。原因を絞り込むために検査用に職場PCから現在ちゃんと起動する補償のある「i3」のCPUとメモリをつけてみました。これで予備のマザーボードをゲットできました。というより治ったのならフロントUSB3.0のコネクタがあるこのマザーボードでも良い気がしますが既に別のマザーボードを買っているのでそっちを使います。


これがメインのマザーボードP67 pro3です。なぜこのマザーかというとi7の3770K。末尾に「K」の文字が入るものはオーバークロックに対応していて、このマザーボードならうまくセッティングできるかもしれないからです。オーバークロックで定格よりだいぶパワーアップできるのでせこい話安いCPUでもっと上の性能を引き出せます。それは魅力ですね。ちなみにこの3770Kは当時の最上位クラスのCPUです。


このメインマザーボードは問題なく起動しました。






また時間ができたら作ったPCの詳細をネタります。