パソコンでファクスを!

前回の日記の予告で「パソコンでファクス」の設備を構築してみました。

先ずは使用するdell vostro200 slim パソコンにはモデムが無いので外付けのアナログモデムを購入しました。



できるだけお金をかけたくなかったので最初に購入したのが黒い方のモデム、C国製です。手数料込みで新品1600円くらい。
発注してから到着まで2週間以上かかったと思います。チャイナポストさすがです。

付属品は暗号文のような文字の書いた紙ぺら一枚。1mくらいのモジュラーケーブル。インストール用8cmCD。です。

早速接続してインストール用CDでドライバーを入れようとしましたがどうにもこうにもファクスが動作せずいました。
ちなみにこの製品の正確なモデル名もドライバー内のファイルからやっと知りました。なのでそのモデル名から検索して
ネットでドライバーを探しましたが見つからず。海外の情報でも同様に困っている人たちがいました。
やっと見つけたサイトからドライバーをダウンロードしたら意図せぬファイルをインストールしてしまい
OSをクリーンインストールする羽目になりました。辛いですね。めげずにあれこれしているとXPでならなんとかデータランプの
点滅(多分データを送信中)が動作するまでには至りましたが既にこのモデムを使う勇気が無くなったのでやめました。

そこで次はもう少しちゃんとしたもの買おうとAmazonで再度検索。

そこで見つけたのは白い方のモデムで中古品です。新品なら一万円しないくらいみたいです。4500円程度で買いました。
中古品なので付属品もなく型番からドライバーを検索してインストール。普通に3分前後で設定も終わりました。
やはり安物買いは銭失うということですね(泣)ちゃんとしたものはちゃんとしています。

次はパソコンとファクスの設置です。


180cmくらいあった鉄製の棚を短く切って上部にファクス機を乗せて下の段にパソコンを納めました。
画像を検証用にwindows10をインストールしてますが認証してないので今後使いません。ここでファクスをプリンターとしても使いたいのでXPに切り替えてからファクス機のドライバーもインストールしました。これでコピーもスキャナーも使えます。

ファクスソフトはOSに標準んで入っている「windowsFAXとスキャン」を使用します。


モデムは通信時にデータランプを確認したいのでパソコンの前面に両面テープで固定しました。


データーを送受信するとモデム正面左側のLEDが黄緑色に点滅します。それを確認できるとちゃんと作動しているとおもえて安心します。

そして難関だったのがケーブルの取り付けです。


普通はパソコンでファクスをするときは電話線を抜いて差し替える。そのためファクス中は電話が使用できなくなります。ここが無料でwindowsファクスを使う不便さだと思いますが少しでも楽をしたいとおもい色々方法を試しました。途中途中に分岐のモジュラーコネクタがあるのですが
どこへ挿してもファクスが動作せず、動作する場所はルーターの「電話機1」というポートのみでした。

そこで考えた苦肉の策は電話機1からコードを伸ばして分岐を使い電話とファクスモデム(アナログモデム)両方を接続すること。


これをしたところでファクス中に電話ができるわけじゃありませんがいちいち繋ぎ直しがなくなるので少しだけ楽になります。
もちろんファクス中に電話をすると混信します(笑) 


実働検査!!


検証用のWindows10からXPへ切り替えて同じ設定をもう一度。



送信する度にファクスウイザードが開いてファクス番号や必要な情報を書き込みます。もちろんアドレスを記録しておけるので記入欄をショートカットもできます。




ファクス送受信テスト用の番号へ送り、また向こうからもファクスが届きます。無事に送信すると「ジャジャジャジャーン♪」。とメロディーがなります(要設定)テンション上がりますね(笑) 構築完了、、、、、


といきたいのですがなかなか思うようになりません。当初からわかっていたことは電話とファクスは同時に使えないということです。
これは割り切ることにしました。パソコンのファクスはスリープ中は機能しないので基本電源は入れっぱなしとなりますが実はおかしなことになっていてパソコンのファクス番号が会社の電話番号になっていて通常のファクスは全部ファクス機の方へ入ります。会社の電話番号でファクスしたものはパソコンへ入ります。そんな設定をした覚えもないしいくら設定確認してもわかりません。どうしたら思うよう設定できるのかただいま確認中です。

当面はファクス送信のみとプリンターとして使用して使わないときは電源を切っっておきます。