愛の金額?



こんばんは。


8月に東京のイベントで知り合ったご年配のお客さん。


愛用していた杖が折れてしまったので直せないか?と相談されました。



折れたものを修理するのはわけなくできますが、、、、。



もちろんうちはそういう依頼は通常は受け付けてないし、杖に関する知識を有してるわけでもなく。

そのむねを伝えて、それでも構わないから何とか直して欲しいと言うので半分仕方なく受ける事にしました。



後日その折れた杖が宅配便で送られて来ました。


見てびっくりしました。


お世辞にも効果な品には見えなかったし、自分には古めかしくただ壊れた杖にしか見えませんでした。



修理代金を見積もってみるとそこそこな金額になるんです。

それなら新しいのを買ったほうがよいのではないか?とおもい見積金額を報告しました。


自分が期待した答えは『それなら新しいのを買うから結構です、、、、、』



ところが帰ってきた返事は『ありがとうございます。よろしくお願いします』


でした。


そのとたんに頭の中に浮かびました!この杖はきっとお客さんにとっては深い愛着があるものだと。

それは大切な人からの贈り物かも知れないしお金には変えられないその人なりの価値があるものだと。



受けたからには全力で直しました。



そして今日、きちんと梱包し発送しました。


お客さん!喜んでくれるといいなぁ(^^ゞ



(画像は一部加工しています)