女郎蜘蛛
今日はほぼ一日中外での作業でした。この時期にしてはやや穏やかでしたがそれでも風が吹いたり陽が当たらなかったりするとやっぱり寒いです。朝出勤の時は空気が澄んでて遠くの山が近くに見える程寒々とした空気でした。
別に木工屋さんとか建具屋さんではないけどもテーブルソーを使っての木材をカットする仕事。カットした木材は各部品毎にさらに加工し製品となります。
なんとか風が当たらないようにと車を盾にしたり寒さ対策をあれこれしながらの作業。午後4時過ぎになると寒さもいっそう厳しくなりもはや手先の感覚もありませんでした。
怪我をしたら馬鹿みたいなのでもうそろそろ止めようか?ってところでちょうど作業が終わりました。
作業中に何度か話しかけられるもなんだか力が抜けるようながっかりするような人のやる気を削ぐそんな気の利かない人にイライラしながらそれほど気分よくはなれなかった時間でした。
そういえば朝から気になってたのだけど水道脇に居た一匹の女郎蜘蛛!こんな寒い時期でも蜘蛛はちゃんと巣を張って獲物を待ち構えていました。女郎蜘蛛は脚が細くて長いからこんな寒くちゃ感覚なんて無くなってるんじゃ?とかいらぬ心配をしていたらひょっとしたらこの女郎蜘蛛は寒さでとっくに死んでいるのでは?と思ってしまいました。試しに指で突いてみたら元気に巣を揺らしていました。
多分獲物が来たときの何かしらの本能からくる行動だとは思うけどその動きがまるで『生きてるよ〜元気だよ〜』って言ってるみたいで嬉しくなりました。
女郎蜘蛛が巣を揺らしたのが今日1番のうれしかったことでした。
虫が飛ばないこの時期にあの女郎蜘蛛になにか獲物が捕まるのかな〜?と今はまたいらぬ心配をしています。
(画像と本文は無関係です)