スピニングリールのメンテナンス~。

こんばんは
たまには何か情報っぽいものを発信しようと思いましてf^_^;


で、友達より依頼を受けたスピニングリールのメンテ!

歴史があり、既に完成されたといわれるスピニングリールですが!案外構造は複雑なんですよ

このリールはソルトでの使用により各部の塩害?が懸念されるが実は水没してるので機構部にまで塩水が入ってます
スピニングリールのメンテナンス~。


先ず、ラインローラーをバラしました


このローラーはスムーズに回転する事が大切ですが、それ以上に回転時に異音がしないこと!
スピニングリールのメンテナンス~。
塩水が混入した後に結晶になりそのまま使う事で樹脂部品に傷がついたりベアリングなどのメタル部品の錆なども原因となります。
幸いこのタイプはラインローラー部にベアリングが入っていませんでした!一度錆びてしまったベアリングは悲しいかな交換が必要ですので


追記へ(パソコンの方)

スピニングリールのメンテナンス~。

部品を並べてみると意外に部品点数が多い事がわかります
いかにこの箇所が重要かが窺い知りますよね

部品を洗浄後、グリスアップをし、再度組み上げました。

ちなみに使うグリスは必ず専用(純正品)の物を使うこと!適当な工業用グリスでは樹脂部品を劣化させる危険があります。



続いて、ベイルアームを起こすジャンプアップ機構部!
動きがしっかりしてるように感じても注意が必要な場所です。
ベイルを戻した際にきちんと戻りきっていないとスプールに巻き上げたラインが片巻きの様になりトラブルに至ります
原因はスプリングのヘタリや各動作部の動き!
スピニングリールのメンテナンス~。


今回は大丈夫だったので部品の洗浄と新しいグリスアップのみで組み上げ。


この後は内部ギアとローターへと続きます。





2010年11月24日07:20 │Comments(0)
 
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