軌跡。
水の音は心地よく身体に染み入る。
穏やかな空気の中、歩を進めるも良し
止めるも良し
それは本人次第。
澱みに沈む落ち葉は無数に重なりその中でさへ幾多の生命が営む。
具象の街に疲れた人も、やはり帰るはそこなのだ。
どこまでも続く軌跡の果てに何があるかなど考えた事すらない。
求めた事が良いか悪いかはわからないが誰しもが良い方へ向かう事を信じてる。
自分に降り懸かる災いは、全てが過去の過ちへの償いならば後どれだけ報いれば良いものか。
涅槃がどこかを探す旅を続ける事が人生ならば
その道筋はきっとどこかにあるはずだ。
生きた証が何なのか?
自分の歩んだ道こそが証ではないか?
特別なことじゃない
季節や天気、刻々と変化するそれと同じ事だよ。
2010年03月18日07:18
│Comments(0)