釣り人の予測と家庭内不協和音 その2

釣り人の予測と家庭内不協和音 その2
かくして 満面の笑みで家に帰った彼ですが家では奥さんが当然釣って来たと思い晩飯のオカズは買わずにまっていました。
魚を持たない亭主に奥さんは当然言います。
『え~、釣れなかったのぉ~?』

『いや~、やっぱり全然ダメだったよ~』
結果に反し、にこやかな亭主に奥さんは疑問視します。
なぜ、釣れなかったのにこんなにも嬉しそうなのか?と
先週の釣りでも魚は釣れず、その時は暗く落ち込んでいました。それもそのはず!その時は釣れると予測したからです。でも、今回はその逆なので彼はなんの不満もありません。
穏やかでないのは奥さん一人!
亭主が釣りと偽り何をしてる事やらと妄想にふけるばかり・・・・
一人悶々としていてもストレスがたまるばかりと奥さんは亭主に問い掛けます。
『なんかおかしくない?』

『なにがッ?』

このやり取りは今後の展開を書くのも恐ろしい結末になるでしょう。
何故なら亭主は全くの白ですが男の考えと女の考えはお互いに理解出来ない部分があるからです。
釣れないと分かってるなら何故行った

追記へ

そんな事は問題ではないッ、彼は自分の出した結論を見出だしたかったのだから!


お互いに一歩も引かぬ攻防の末に勝利を勝ち取るのは決まって奥さんの側である。

当たり前だが、奥さんの考えは正論だし現実的だ、亭主(男)の考えは理想論のみ!


どんなに頑張っても奥さんに敵う訳はないのである。


こうしてまた一人、釣りという素晴らしい趣味嗜好の世界から消えてしまうのであった。


この例はまだ良い方です。

家庭を円満にするための得策です。

何も趣味の釣りを捨てなくても良いと思うが、この一件から例え釣れると予測し、釣れる釣りだけ行けば良いの話しでは済まなくなったからです。


彼は言う。

奥さんの顔色を伺いながら釣りにでかけても気分が乗らないと。


きっとこんな人間は原始の時代なら幸せだったであろう、生まれる時代があまりにも遅すぎたと神を呪うのであった。





チャンチャン♪



なんちてf^_^;(笑)



追伸=これはフィクションです。この物語に登場する人物は架空の人物で当記事を所有する本人とは一切の関係はございません。


2010年03月05日19:35 │Comments(2)
この記事へのコメント
この記事に反応するのは釣り人以外いないでしょう・・(笑)
私も戦略を練って出陣します。
もちろんリスクを覚悟でトライすることもあり、
悲惨な目にも合いますが、明日への一歩ですからね・・(笑)
こういうのは所詮おんなどもにゃわからんこってす。
Posted by ふたりしずかふたりしずか at 2010年03月06日 05:25
★ ふたりしずかさんへ


おんなどもってところに朝から笑ってしまいました(^∀^)
釣りも狩猟時代の名残が本能として焼き付いている気がしますf^_^;
男ってのは本能のおもむくままに生きてるから(ホント?)理解されないとトラブルは絶えませんね

今時代の獲物は毎月安定した額の諭吉さんが1番喜ばれますねf^_^;
Posted by とんぼ at 2010年03月06日 07:44
 
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